強い味方-もやし-
給料日前はお財布の中味が寂しくなりますよね。緊縮財政を敷いて節約しながら自炊したりして何とかやりくりしたり。そんな時に強い味方がもやし。いつの季節もスーパーやコンビニで1袋50円くらいで買えて、調理も簡単だし、ビタミンや繊維も豊富でローカロリー。でも、何日も続いたら飽きちゃいますよね。そこで調理方法を工夫して手間隙かけずわびしくならずにリーズナブルにいきましょう。
もやしって?
もやしは豆類を暗所で発芽させたもので、平安時代の薬草の本に登場する程の歴史がある食べ物なのです。もともとは大豆を発芽させていましたが、現在流通しているものの多くは緑豆やブラックマッペを発芽させて作られます。もやしは成長が早く10日前後で出荷できるようになるので安価に販売できるのです。
体にいいの?
緑豆もやしの場合で100gあたり25kcalとローカロリーで、食物繊維が豊富に含まれているので便秘にも効果的。エネルギー代謝を助けるアスパラギン酸や美肌に欠かせないビタミンC、糖質の代謝に必要で疲労回復に効果のあるビタミンB1、ミネラルとしてカリウムや鉄を含んでいます。ちなみに沖縄では「長寿の秘薬」として常食にされているそうです。
簡単な調理法
基本は茹でるか炒めるかですが、味付けを変えるだけで雰囲気が変わります。茹でる時間は30秒から1分を目安に好みで調整しましょう。茹でる代わりに電子レンジを使うとよりお手軽です。また、もやしを炒める前に20〜30秒くらい湯通ししておくと炒める時間が短くて済み食感も残っていいですよ。
茹でたもやしに
- ポン酢で和える
- ゴマシャブのタレで和える
- しょうゆと七味とうがらしをかける
- 塩、コショウにごま油でナムル風(茹でるときにおろしニンニクを入れると本格的)
- マヨネーズと醤油、七味で和える
- 黒酢、めんつゆ、ごま油で和える
- 醤油に和からしを多めに溶いて和える
- 塩・砂糖・しょうゆ・みりんを混ぜて作った甘辛醤油で和える
- 酢、醤油と砂糖(三杯酢)で和える(好みで削り節をかける)
- ミートソースをかける
- 塩、砂糖、胡椒、酢、サラダ油、カレー粉を混ぜる
- 冷まして油を切ったツナとマヨネーズ、塩、胡椒で和える
- 1cmくらいに切って電子レンジで茶碗蒸しにして刻み葱とごま油をかける
- 水で戻したワカメを加え、ゴマとポン酢を入れて混ぜる
- 乱切りにしたトマトをまぜ、塩、ゴマ油で和える
- 茹でて適当に切ったたニラを加えそばつゆ、ごま、おかかなどで和える
- 細かく切ったショウガ一緒にサッと茹で、豆板醤、しょうゆ、ごま油で味付け
もやしを炒めて
ハンバーグのタネにも一工夫してみるとまた違った味が楽しめます。
- 塩、コショウと豆板醤で味付け。ごま油で炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけると本格的。
- 塩、コショウで味付けし、溶き卵を加えていため醤油で味付け。
- 酒、砂糖、塩、山椒を入れる。
- 納豆をのせてそのままいただく(お好みで削り節をかける)
- 細く切ったベーコンと炒め醤油で味付け
- 塩、こしょう、(あれば顆粒のブイヨン)で味を付け溶き卵を入れオムレツに。醤油をかけてご飯のおかずに
- 麻婆豆腐の素で味付け
- ごま油でもやしとぶなシメジを炒め、塩、コショウで味付け
- 卵、豆腐、豚肉と炒めて塩、コショウで味付けし仕上げに醤油を少々
- ゴマ油で軽く炒めてからお味噌汁に入れる
- ごま油でおろしニンニクを炒め、香りが出たらもやしを入れて塩、コショウで味付け
他には
- 生のもやしを塩でしんなりさせ、ごま油を少々かけ春巻きの皮で包みフライパンで焼きからし醤油でいただく
- ハンバーグのタネに生のもやしを入れよく混ぜる。ポキポキ折れてもそのままで。しっとりヘルシーなハンバーグになります
- インスタントラーメンと一緒に茹でる
- スパゲッティが茹で上がる直前にもやしを入れて一緒に茹で、オリーブオイル、ニンニク、鷹のツメで炒めてもやし入りペペロンチーノ
もやしと調味料だけでできる簡単なものから他の材料を加えたものまで色々選んでみました。また「もやしマヨネーズダイエット」というのもあるので興味のある方はどうぞ。
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