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美容師・理容師
技術とセンスと人間的魅力で勝負。実力しだいで高収入も可能。実力がそのまま結果に出る職業。30歳前後の平均年収『300万円〜700万円』
美容師には華やかなイメージもあるが、理容師と同様に手堅く収入を得られる職業である。美容師・理容師ともに資格は、美容師法および理容師法に基づく厚生労働大臣免許(国家資格)。資格を取得するには厚生労働大臣指定の専門学校で昼間または夜間で2年、通信課程なら3年間学ぶ必要がある。基礎技術に加え、店舗の経営管理やメイクアップ技術など、幅広く習得しなければならない。さらに理容師にはカミソリを使って男性のヒゲを剃る技術、美容師なら日本髪の結い方や着物の着付けなども身につける。
専門学校卒業後、厚生労働大臣が委任する指定試験機関(財)理容師美容師試験研修センターが行う筆記試験と実技試験を受験して両方に合格し、免許申請すると取得できる。筆記試験か実技試験のどちらかに合格した者は、申請により次回に限り、合格した試験が免除される。
資格取得後は美容院や理髪店で働くことになりますが、技術とセンスが勝負の、きびしい世界。そのかわり実力しだいで収入もついてくる。独立をめざすなら、お客をひきつける話術や最新の技術を研究するなど日々の努力が大切です。
受験資格 専門学校修了者
厚生労働大臣指定の専門学校(通信教育もあり)の修了生のみ受験可。この専門学校に入学が認められるのは、原則として高校卒業者。
学び方 専門学校、通信教育
厚生労働大臣指定の専門学校または通信教育で学ぶ。
取得期間の目安 2年〜3年
高卒後、専門学校なら2年、通信教育の場合は3年学び、修了後に試験となる。
受験費用 2万2600円
美容師、理容師とも試験は筆記試験と実技試験が行われ、筆記は9600円、実技は1万3000円。
試験時期 2月頃(前期)、7月頃(後期)
年2回実施。06年前期は実技1月〜2月、筆記は3月実施。
合格率 54.9%(美容師)
05年後期実施のデータ。理容師は51.0%。