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シゴトは元気の源!多くの女性に社会で活躍してもらいたい!!
まだまだ少ない女性議員。そんな政治の世界に、華やかなキャビンアテンダント時代を経て飛び込んだ女性がいる。働く女性に学ぶ「シゴトとワタシ」。今回は渋谷区議員として区民の生活向上に力を注ぐ、奈良明子さんにお話を伺った。
夢の実現
実は、私の就職は挫折から始まっているんです。新卒で受けたキャビンアテンダントの試験に落ちてしまって、第一志望でない生命保険会社に就職しました。それでもやはり夢は諦めきれず、全日空の既卒試験を受験。4000人中60人という高倍率にもかかわらず合格できたのは、あきらめず前向きに夢を追いかけた成果だと思います。その後一身上の都合により退職し、しばらく社会から遠ざかっていたのですが、これまた昔からの夢であった政治家になる夢を叶えるべく、議員秘書をしながら政治を勉強しました。その後運良く、渋谷区の議員を公募していることを知り、出馬、当選しました。特に若いうちは失敗なんていくらでも取り返せます。何にでも挑戦していく姿勢が大切だと思います。
自分の強みを生かす
私にとってのシゴトとワタシとは、元気の源です。世の中が少しでもよくなるように日々活動しているので、いつも前向きに物事を考えています。おかげさまで、ドーパミンが分泌し、毎日元気に過ごすことができています。ですから私は社会で活躍する女性が増えることが本当に嬉しいです。社会には女性の感性を必要とする場面がまだまだたくさんあります。女性の皆さんの意欲的な活動を、心から応援したいと思っています。
私たちにとっての「シゴトとワタシ」
人を和ませる上品な華やかさと、夢に向かって貪欲に努力する芯の強さ。こんなにもバランスよくこの二つを両立する奈良さんに、女性として、人間として、学ぶことは多い。失敗することで失うことなど微々たるもので、実は行動しないことのほうが人生における損失はずっと大きい。常に努力し輝きを増す奈良さんの姿に、恐れず力まずとにかく行動する大切さを教わった。

記事提供:株式会社就職課 http://www.shushokuka.jp/
プロフィール
奈良明子 Akiko Nara
秋田県出身。武蔵野女子大学短期大学部英文科卒業後、安田生命保険相互会社へ入社。しかし夢をあきらめきれず、退職しキャビンアテンダント養成学校へ通う。半年後全日空へ合格・入社し、チーフパーサーなどを務める。退職後、衆議院議員秘書を経て、現在渋谷区議会自由民主党議員。