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soap 縮毛矯正
くせっ毛でボリュームがありすぎな髪。まとまりづらいし、きちんとセットしても湿気で広がっちゃうし、何とかしたい。きちんとまとまる、真っすぐのサラサラストレートになりたいのなら縮毛矯正してみるのはいかがでしょうか。


くせ毛って?
直毛とくせ毛はどう違うのでしょう。直毛は髪の断面が円に近く、毛穴から真っすぐ生えているのに対し、くせ毛は髪の断面が楕円や扁平で髪の組織もそろっていないのが特徴です。


縮毛矯正とストレートパーマは別物
縮毛矯正と混同されがちなストレートパーマですが、ストレートパーマは、元々直毛の人がパーマ当てた後で直毛に戻すときに使うもので、くせ毛の人がストレートパーマをかけても時間が経ちパーマの効果が落ちてくるとくせ毛に戻ってしまいます。それに対し、縮毛矯正は髪の組織から変えてしまうので、一度縮毛矯正を行うと髪の毛は半永久的に真っすぐのままなのです。似ているようで全然違うものなんですね。


縮毛矯正の仕組み
直毛の人と違いくせ毛の場合、髪の毛の内部の「シスチン結合」が不均一になってしまっています。この不均一な結合を一度切断し、アイロンなどで真っすぐにした後に再び結合させて固定させるのが縮毛矯正のおおまかな仕組みです。使用する薬剤などによりいくつもの種類がありますが、基本的な効果は同じと思って下さい。 また縮毛矯正は薬剤を使って髪の内部の組織を変化させるわけですから、当然髪の毛がダメージを受けることになります。現在では技術が発達し、ダメージもかなり軽減されているようですが、何もしない髪に比べれば弱くなるかもしれないということを知っておいて下さい。


時間とか費用とか
縮毛矯正にかかる時間は髪の長さによって変わってきますが、髪全体に行う場合で大体3〜5時間くらいかかります。費用も髪の長さによって違ってきますが、1万円台〜3万円くらいが相場のようです。縮毛矯正を行う場合は事前に美容師さんに相談するといいでしょう。髪全体ではなく、例えば「前髪のみ」というように部分的に縮毛矯正を行うことも可能です。
また、縮毛矯正を行った部分は真っ直ぐのままですが、矯正後に新しく伸びた部分はくせ毛のままですので、大体3〜4ヶ月くらいすると伸びた根元の部分のくせが目立ってくることになります。気になってきたら伸びた部分のみ再度縮毛矯正を行うというのも手です。


自宅でも・・・!?
個人で縮毛矯正を行うための製品も市販されています。こういったものを利用すれば美容院に比べれば費用も安く済みますが、上手く行かなかったり、髪が傷んでしまったりということもあるようです(当然、問題なく仕上がる人の方が多いのでしょうが)。自信のない方はプロに任せた方が無難です。


施術後の注意
縮毛矯正をした後に気をつけることがあります。難しいことではありませんので、きちんと守りましょう。
  • 縮毛矯正を行ったら、髪の組織がきちんと結合するまでシャンプーをせず、髪が濡れるのもなるべく避けます。シャンプーは最低24時間は空けるようにします。
  • シャンプーした後は必ず完全に乾かしてください。 濡れたままの状態で寝てしまったりすると、その形のくせが付いてしまうことになります。
  • 施術後1、2日の間はヘアゴムなどで縛ったり帽子を被ったりすると、その部分に不自然な癖がついたりする恐れがりますので、注意しましょう。
髪の傷みが心配な方は、市販されている縮毛矯正用のシャンプーやトリートメントを使うといいでしょう。


きちんとケアしてサラサラストレートヘアを楽しみましょう。