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やりたいことがあるなら突っ走って、
納得するまで頑張ればいい!

今回は、マンガ・ドラマ「OLヴィジュアル系」をはじめ数多くの人気漫画を世に送るマンガ家、かなつ久美先生にお話を伺いました。まっすぐな瞳で相手の目を見て話す姿勢、すてきな言葉が次々と出てくる、そんな先生の魅力に迫ります。
幼いころから
「子供の時からずっとマンガを描くのは好きで、学校でも昼休みにみんなが外で遊んでいても、私は教室でマンガを描いたり、授業中もノートの隅にパラパラマンガを描いている、そんな子供でした。そんなある時、描いたマンガを「うまいね」と褒められたのがうれしくて、それがきっかけでマンガ家を志しました」と幼いころのことを懐かしそうに語って下さいました。
夢は叶う
「専門学校を卒業した後、広告会社でイラストを描いていました。でも、仕事が忙しく好きなマンガを描いて投稿できないことに焦って、会社を辞めました。そしてポンと出した4コママンガがデビュー作になったのです。今まで、ラブコメディーを描いていたのに4コママンガでデビューし、『自分はギャグマンガの方が向いているのでは?』と思いました」。しかし、その後すぐ売れっ子マンガ家になるわけでもなく、月2万円の生活が続きました。でもかなつ先生はマンガ家になる夢をあきらめませんでした。「夢を食べて生きているけど、マンガが好きだからいい! 辛いことがあってもそれが何かの役に立つ、苦しくても周囲の人に助けられてやってきた、絶対あきらめなかった」と語るかなつ先生。その7年後『OLヴィジュアル系』がマンガになると共にドラマ化。「監督との出会いは財産でした」と当時を振り返ってくれました。

記事提供:株式会社就職課 http://www.shushokuka.jp/
プロフィール
かなつ久美 Kumi Kanatsu
8月31日生まれ。B型・おとめ座。1990年、漫画家デビュー。1999年週刊女性「OLヴィジュアル系」でブレイク。テレビ朝日系でドラマ化される。単行本は全20巻。著書多数。現在はホストの世界を描いた近著「緋色-HERO-」(主婦と生活社刊)に命をかけている。